☆ 【気まぐれ更新ユル雑記】
日常の備忘録を、ゆるゆる愉しく書いていきたいです。
◆2025.11.30 【『この本がおもしろい』掲載作品について】
NEWSでも紹介したアートブック『この本がおもしろい』。この
河合隼雄・江戸川乱歩・井上靖といった私も大好きな大家や蛇信仰
私はと言えば、たくさんの好きな本に想いを巡らせた末に選んだ本
読み返して、、、うん!今はこの小説のクライマックスに出てくる
この作品は、前回の展覧会にも出展。
尊敬するグローバルな金工家(有線七宝の第一人者)・春田幸彦先
はい!そうです。タイトルは『艶舞』。
椿が重なり合い、ひしめき合い、あちこちを向いて咲く、あの匂い
もう1点は、主人公が「数知れぬ魂たちが、この自然(世界)を作
以下に、掲載した紹介文を引用します。
〜〜〜
[◉ 『聖域』篠田節子・著(集英社)
《生と死の本質に迫り、絶望の深淵に希望の光が差す。》
主人公は、恋人を喪くし絶望感を抱える編集者。ひょんな縁で、未
[* 画像は、作品『存在』と『艶舞』。その部分アップ。]
◆2025.11.19 【最新!考古学シンポジウム体験 〜vol.2《ミヤケ先生、質疑応答。》】
(vol.1の)講演が終わると、先生方もお客さんも、講堂から
一段落すると、美味しい料理をぱくついていた私たち夫婦のところ
(村の集会所のような⁈)遺跡の大きな建物は、巨大な幾本もの石
「たくさんの命(恵み)をいただいて一体化した、大切なご先祖様
また入り口にはドーナツ型の石が見つかっているが、それは何?
「狩猟で得た動物を、彼らの象徴として敬い祈るため、ドーナツの
、、、などと、私の妄想は無闇に膨らむ。
が、ミヤケ先生はボソリと一言のたまう。「わからないんだ。」
その言葉には渋い重みがあった。
ブッダがわからないこと(例えば死後について、など)を弟子に尋
学問とはこういうものなのだなぁ、としみじみ思う。
わからないんだ、と言いながら、ミヤケ先生はどことなく嬉しそう
ミヤケさんが初めて我が家に遊びに来たのは、30年ほど前のある
どっしりした安定感、ボソッと話す静かな言葉は、親友の夫はもち
なるほど、発掘調査に明け暮れる考古学者さんというのはこんな風
幼かった息子は、ミヤケさんと一緒に寝ると言って隣に布団を敷い
ある時、土方歳三の有名な肖像写真がミヤケさんに似てるという話
息子に「ほら。おじさんの銅像だぞ。」と言うと、息子は目をまん
当時はまだ天使のように清らかだった幼い少年を、大人3人で騙す
それ以降、我が家では、ミヤケさんを「刀のおじさん」と呼ぶよう
こんな日々も、ミヤケさんの筑波への赴任と共に呆気なく終わり、
が、「シンポジウム」の束の間の再会は、長いインタバルを一瞬で
時は往還し、伸縮し、魔法をかける。幾度となく、それに救われて
ミヤケさんの著書を楽しみに待つ。
[* 画像は、レセプション会場。放映中のNHK・Eテレ『3ヶ月でわ
◆2025.11.17 【最新!考古学シンポジウム体験 〜vol.1《ミヤケ先生、登壇。》】
先日、「シンポジウム」というものを初体験した。学問と縁遠い身
お題は注目の古代遺跡『タシュテペレル』(「石の丘群」という意
トルコ人と日本人、3人の考古学者さんが専門的で濃い〜講演をし
その1人が夫の大学時代からの親友にして、今回のテーマの第一人
さて、内容はとても私が書けるものでない。なので、超簡単にまと
長いこと「人々の生活は狩猟採集から農耕牧畜へと移行し、そこで
が、画期的な発掘調査が、その常識を覆した。紀元前1万2千年く
そもそも、メソポタミア文明より5〜6千年も遡る、(青銅器時代
家々と、村のみんなの中心的な存在であろう巨石の建物。
遺跡は広大な大地、石灰岩の丘にある。他には何も見当たらず、ほ
新石器時代だから、より硬い石でバカでかい石灰岩を切り出して運
村の一つ『ギョベクリテペ』は2018年に世界遺産登録された。
建物だけでなく、人間や動物の絵や彫刻も見つかり、その造形の素
[* 画像は、その魅力がわかる造形のパネル展示を、ランダムに。]
◆2025.11.9 【アート・アニメーション制作再開!
前回のブログは、なんと4か月ぶり。。。
アニメーション『チチとジジ〜1枚のハガキ』(前作『〜
︎ 前作はこちらです。
コレやり出すと、
前回も今回も、「作画・(動かすための)素材加工」を私が担当。
膨大すぎる作業をそれぞれ1人でやる。マトモじゃない。でも、
どれだけ時間がかかり、心身が疲弊するか、知れたものでないが、
いよいよ謎だった主人公(双子の兄弟・チチとジジ)
前作部分も思い切りクオリティー・アップ中!
いつになるやらわからないけど、どうか待っててくださいね。
[* 画像は、《完成版》チチ登場の場面です。]
◆2025.11.8 【LEGATO展レポート】
随分、間が開いて、ご無沙汰してしまいました。その訳は次回にで
さて、毎年お世話になっているGALLERY ART POINT選抜展ですが、今年は5月の【harmonia展】に
今回は少し違う構成だ。前回は8人の作家が大小併せて5点までを
1点だけの中に、それぞれ独自の作家性・世界観が凝縮していた。
私個人は、今まで小サイズでしか描いてこなかった「花」を大画面
改めて気づいたのは、、、「人の顔」はつくづく難しい。いや、花
でも、確かなのは、花を描いてるとキモチいいこと!心が悦び、そ
人の顔を描いていると、自分らしさを感じるし、愉しさや喜びはも
森羅万象(花や樹・風景・心象など)も、人を描く作風同様に、強
[* 画像は、作品と私。そして、搬出入はじめ、いつも二人三脚で戦っ
◆2025.7.15 【ルノアール
︎ セザンヌ -モダンを拓いた2人の巨匠- 展】vol.3
この展覧会、「人気の巨匠2人を並べただけの展示」というイメー
が、百聞は一見にしかず。
「この2人を並べること」はスンバラしい意味と価値があった。
「この2人」の組み合わせがキモだ。
そもそも、孤高のセザンヌと人気者ルノアールが、こんなに仲良し
なんだか、単純にヨカッタなぁ、と幸せになる。
そして「印象派の辺り」というくくりと関係なく、「この2人」の
実際、企画監修したオランジュリー美術館も、「この2人」だけに
世界(ミラノ・スイス・香港・丸の内の4箇所)を巡回するという
私は「この2人」シリーズをじゃんじゃんやってほしいな。
オランジュリーなら「モジリアーニとスーティン」もたくさんある
「ゴッホ先生と(ゴーギャンはよくあるから、ゴーギャンに指導・
[* 画像は、引き続き、会場展示より。常設の【オディロン・ルドン作
#ルノアールセザンヌモダンを拓いた2人の巨匠展 #三菱一号館美術館 #オランジュリー美術館
#オルセー美術館
◆2025.7.15 【ルノアール
︎ セザンヌ -モダンを拓いた2人の巨匠- 展】vol.2
セザンヌは元々大好きだが、それは夫の父、即ち義父の影響が大き
義父は幼少より画才に恵まれ、画家になりたいと願うも、美術の教
それは私も同じで、共感するところ大だったのだが、、、義父の方
当時イラストレーターだった私の絵なぞは、絵のうちに入らぬらし
出版されたばかりの見開きごとに挿し絵が入った児童書などは、ポ
そんなことがある度、こちらも流石にムッとしたものだ。
しかし、義父は長い長い年月、本心を押し殺しながら、会社員とし
そんな義父も、いよいよ定年退職し、念願の画家になった!
水彩で描く風景画、特に生まれ育った愛知県常滑市の風景は素晴ら
第二の人生を謳歌する義父を、最早、何者も止められない。
義母や親類を引き連れ、スペインやモロッコへの旅を敢行し、目は
パーマをかけたわけもなく、パッションがあのカールを作ったとし
その義父の一番のお気に入りがセザンヌだったのである。若い頃か
私も、セザンヌをしっかりと、よりよく観るようになった。そして
時は経ち、晩年、認知症を患った義父のために、私はセザンヌ作品
義父の眠たげな目がカッと見開くのを何度見ただろう!
義父は、最後までちゃんとわかっていた。
セザンヌだけは忘れなかった。
嬉しくて、心が熱くなった。
[* 画像は、一部を除き撮影可の会場にて。好みで厳選したセザンヌ作
#ルノアールセザンヌモダンを拓いた2人の巨匠展 #三菱一号館美術館 #オランジュリー美術館
#オルセー美術館
◆2025.7.14 【ルノアール
︎ セザンヌ -モダンを拓いた2人の巨匠- 展】vol.1
中高時代の親友KBさんは静岡県在住だが、早い夏休みで上京。
丸の内にある三菱一号館美術館に実は行ったことがないが、素敵な
同じく親友OTさんも駆けつけ、旧友3人で開催中のルノアール
︎ セザンヌに行って来た。
私は断然セザンヌ派なのだか、、、
この日はルノアールにすっかりやられてしまった!
上品で優しくて柔らかな、正に天使のような女性像を、なんともつ
が、今回は違った。
麗しい彼女たちの背景や服装の伸びやかでパワフルなタッチ。大胆
確かに顔の表現だけは優美すぎる。しかし、それはルノアール画伯
花々や風景は生命力に満ち、私のイメージとは裏腹に、絵の具はセ
私は今まで一体なにを観てたんだ。。。
麗しい女性たちも画伯同様、今後は愛することにした。
いや、実はずっと愛していたのかもしれない。
子どもの頃、我が家の壁のカレンダーに、よく彼女たちがいた。母
あまりにもよく知っていた人たち。急に懐かしさが込み上げた。
画伯が、仕立て屋さんの息子であることは、割と最近になって知っ
仕立て職人とお針子さんの両親、たくさんの兄弟、そしてルノアー
私の生家もテイラーだったから。。。
そうに違いない。
[* 画像は、一部を除き撮影可の会場にて。好みで厳選したルノアール
#ルノアールセザンヌモダンを拓いた2人の巨匠展 #三菱一号館美術館 #オランジュリー美術館
#オルセー美術館
◆ 2025.6.24 【日仏展リポート】
6.11〜23、国立新美術館にて開催された【日仏現代国際美術
私は2年目の出展。
今日は搬出に行ってきた。
自分の作品については反省点がたくさん、汗。毎回毎回、1点1点
なんて真面目なこと考えてたら、、、
ブッ飛んだ作品を描かれる【名誉会長さん】が、「顔の作品、目立
私の顔をしげしげ見て、「真面目な顔しとるもん。もっと、わーっ
ありがとうございます!と感謝を述べ、わーっと崩すとか、メチャ
うん。なんとなくわかるような気もした。
つまりは、情熱がまだまだ足りぬのかもしれぬ。。。
理論的・説明的な理由付けを要求する、つまりは【名誉会長さん】
その点、【名誉会長さん】のは、全くもって意味不明にも関わらず
今までで一番ピンと来たのは「あなたは象徴主義的だ。モチーフを
いろいろ言ってくださる先生が多い中で、何も言わず、ただ作品を
先生は実によく観察なさり、呟きは心の底から発せられるので、私
いつも飄々として、特別なアドバイスなどは決しておっしゃらない
ーーー
大きな会場(全8室)に大きめの作品群が、それぞれの個性と表現
たくさんの大切な友人たちが応援に来てくださり、日頃こもりびと
美術史を専攻したデザイナーのF君とは、一緒に鑑賞しながら、教
素材・技法にも興味津々で、何より視点が違う。良さがわからなか
最後は家族たちが集まってくれた。夫には、搬出入の際、毎度大変
心身共に支え、共に考え、力づけてくれる家族全員に、改めて感謝
[* 画像1点目は、【満田先生】の作品を囲んで(右から満田先生、難
他は、家族写真3点。(兄・お嫁さんKちゃんと・夫と息子と。)
◆ 2025.6.18【京都まとめ】vol.2
二条城では、外国人観光客の皆さんが特に多かった。
そして修学旅行の中高生軍団が幾つも!
地べたにズラリと並んで座り、先生の話を怠そうに聞いてる。暑い
中学生の自分が、キーファーや金碧障壁画やお城の門や渋い庭園を
「休憩所」は皆のオアシスだ。二条城名物の金箔ソフトクリームな
そこには『二条城ガチャ』コーナーがあり、可愛らしい二条城たち
今や、「ガチャ」即ち『カプセルトイ』は、外国人観光客にも大人
記事によるとガチャがアメリカから輸入されて60年。その後、長
私はガチャガチャと呼んでいたかな。。。ささやかなギャンブルに
[* 画像4点は、『朝日新聞記事』より拝借しました。他は、二条城の
#カプセルトイ #ガチャ #二条城 #京都
◆ 2025.6.18【京都まとめ】vol.1
そのタクシー運転手さんはベテランで、観光客でごった返す道もす
運転席にはTVがついてて、なんと阪神オリックス戦を生中継中。
私は東京、夫は愛知県出身なれど、それぞれ訳あって、幼少より阪
ふたりともTVを注視しながら、運転手さんとお喋り。
「今年は阪神やけに強うて気持ち悪うでんな。」「はい、気持ち悪
「サトテル、偉うようなりましたな。」「うん、随分苦労したのが
と、、、テルの打球がぐんぐん伸び、なんと満塁ホームランだ!も
私たちはガッチリ手を握り合って喜んだ。
運転手さんに電話がかかってきた。
「おー、おめさん、パンツ一丁で騒いどるんやろ。ちょうど今、お
テルの満塁弾で、仕事中の友達にわざわざ電話かけてくるパンツ一
阪神タイガースがこの絶好調を最後に、その後7連敗することを、
やっぱ、京都はオモロい人がいるオモロいところだった。
[* 画像は、(ポーランド展を開催していた)大好きな近代美術館の常
#京都 #京都近代美術館常設展 #阪神タイガース #佐藤輝明選手
◆ 2025.6.8 【若きポーランド[色彩と魂の詩 1890〜1918]展】
キーファー展 @ 二条城の翌日。
京都はそりゃたくさんの見どころも展覧会もてんこ盛り。
大変迷ったのだが、「きっと最も観られないであろうもの」
未知の東欧(中欧)の国への憧れも相俟って、、、それがこちら。
1795年に分割され、123年間も国を喪う、、、とは、
大画家の元に集結した若き芸術家たちは、
また、彼らを支援した人物は日本美術を伝え、
ポーランド独自の印象派的な作品群は、自由を切実に求め、
地方に残る伝統的工芸品も素晴らしかった。
#若きポーランド色彩と魂の詩18901918 #京都国立近代美術館
◆ 2025.6.7 【アンゼルム・キーファー:ソラリス展 @ 京都・二条城】vol.2
展覧会名「ソラリス」は、ラテン語の「太陽」。神のような存在を
その輝きを象徴的に表すのが「黄金」。
二条城は、狩野派をはじめとする『金碧障壁画』で有名だ。
今回の展示では、人工の照明は使わず、「ソラリス=太陽」 即ち、自然光のみで展示を構成してる。
キーファーは日本美術に惹かれ、10年ほど前から絵画に「金箔」
更には、電気分解で得られた「緑青」を多用。障壁画の松葉は、正
スケールの大きなお城のデザインは、あつらえたように相性バッチ
生のテクスチャーの盛り上がり具合を目の前にした感動といったら
ド迫力だ。願いや想いがダイレクトに伝わってくる。骨太でシンプ
今回は特に『人間はなぜ同じ悲劇を繰り返すのか』と強く問いかけ
一方で、金・緑青・豊かで繊細な色遣いが織りなす世界は、溜息が
『地球の美と恵みと再生』。それを心から希求する魂が、全身に染
#アンゼルムキーファーソラリス展 #二条城 #京都
◆ 2025.6.7 【アンゼルム・キーファー:ソラリス展 @ 京都・二条城】vol.1
昔から大好きな、ドイツの現代美術家アンゼルム・キーファー。京
キーファーは、終戦の年・1945年生まれの80歳。悪夢のよう
戦火でも焼き尽くすことができなかった『灰』を撒いた絵、火も放
更に、モチーフは「神話や文学・宗教・宇宙」など、普遍的なテー
これら全て、物質感のある叙情的な大作だ。
こんなにも幅広く深く、『人類の在り方・歴史の円環性・記憶』を
まったくもって、信じがたいパワーだ!
#アンゼルムキーファーソラリス展 #二条城 #京都
◆ 2025.5.17 【Gallery ART POINT 展覧会 vol.1】
銀座一丁目、
3年前に代表の吉村さんから企画展のお声がけをいただき、
今回は、9人の個性豊かな作家たちが集結。
〜〜〜
「自分の絵を、お客様が熱心に観てくださってる姿を拝見する。」
これが、展覧会の最高の幸せの一つである。
[ *画像は、Gallery ART POINT サイトより拝借しました。最後の写真は、
https://art-point.jp/
https://www.facebook.com/
◆ 2025.5.14 【豆四季報、その後。】
豆ガシャ本『豆四季報』のカラフルな画像は、
「ただ小さいってだけで、こんなにも可愛いんだね!」
「小さいということ」について、あれこれ想いが去来する。。。
ある日、夫が「はい、お土産。」と手のひらを開くと、
初めて見る「カプセル入りの姿」は巣の中の卵のようで、
なんと我が家の真ん前にある地元系商業施設のガチャコーナーをじ
私も早速、寄り目になるほど勇んでドキドキわくわく挑戦したが、
その点、息子のお嫁さんKちゃんは、手持ちの現金2,
親友Tちゃんは、なんと4回で4種類!
ふたりの共通点は、江戸っ子らしく気風(きっぷ)が良く、
本日より、彼女らを「幸運の女神」「弁天様」と呼び、より敬い、
